＜ウクライナ＞クリミアに水供給削減 露と資源で攻防

＜ウクライナ＞クリミアに水供給削減　露と資源で攻防

毎日新聞 4月28日(月)11時15分配信

　【モスクワ田中洋之】ウクライナ本土から南部クリミア半島への水供給が大幅に削減され、淡水の８割を本土に依存するクリミアに水不足の懸念が広がっている。ロシアによる強引なクリミア編入が背景にあるとみられる。一方、ロシアはウクライナ向け天然ガスの供給停止を示唆しており、ウクライナとロシアの資源を巡る攻防が先鋭化している。

水源に乏しいクリミアは、ソ連時代の１９７１年に完成した総延長約４００キロメートルの「北クリミア運河」経由で、本土のドニエプル川の水を取り入れている。だが、クリミア当局者は２４日、水供給量が毎秒約４立方メートルと通常の５％程度に落ち込んでいることを明らかにした。水量は４月上旬から段階的に少なくなっているという。

　ウクライナ当局は水量制限について、クリミアへの水供給に関する新たな契約や昨年分の料金未払い問題が解決していないことを理由に挙げている。これに対しロシアは、料金の前払いを含めた契約の締結を提案しているが、ウクライナ側が応じようとしないと批判している。

　ウクライナ本土からクリミアへの水量制限が続いた場合、飲料水は地下水で対応できても、農業用水への影響は避けられない。フョードロフ露農相はブドウや米など農作物への被害額が５０億ルーブル（約１５０億円）に達する恐れがあると述べた。北クリミア運河はクリミアの農地３４万ヘクタール分のかんがい用水などとして、年間最大２０億立方メートルを供給している。

　ロシアはウクライナ本土への水資源の依存度を低めるため、
▽ロシア南部からクリミア東部のケルチ海峡を経由するパイプラインで水を供給する
▽クリミアに海水淡水化施設を建設する－－
ことを検討している。
だが、実現にはいずれも巨額の費用と年数がかかるため、早期の対応は難しいのが現状だ。

　クリミアはこのほか、電力供給の８割をウクライナ本土に依存しており、クリミアを一方的に編入したロシアとしてはライフラインの確保が課題となっている。

　一方、ウクライナは天然ガスの６割をロシアに依存している。ロシア側はウクライナの料金滞納を理由に料金の前払い制への切り替えや供給停止を示唆するなどウクライナ側に揺さぶりをかけている。

　２２日にウクライナの首都キエフを訪問したバイデン米副大統領は、エネルギー分野での技術支援を表明。欧州連合（ＥＵ）は、欧州向けのロシア産ガスの一部をウクライナへ環流することも検討している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140428-00000026-mai-int




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ウクライナが水責めに出た。

正確に言えば水の手を断ってきたと言うべきか。
ここは日本の出番だ。
プーチンに恩を売る絶好のチャンスだ。

海水淡水化技術は日本の得意とするところだ。
逆浸透法で使用される逆浸透膜は日本の製造量が一番多い。
東レや日立など高い技術を持っている企業も多い。

さらに巨額な費用と技術が必要だ。
その両方を持っている国は日本しかない。

水が無ければ人は暮らせない。
人道的援助なら欧米も非難はしにくい。

ここらで本格的にロシアに肩入れして見たらどうだ？
何時までも欧米一辺倒でもないだろう。

もし日本政府が決断すれば日露の劇的な関係改善が実現する。
ソ連もカスピ海の水を淡水化して使用しているからそれなりの技術はあるだろう。
しかし敢えて日本が援助すると言う声明を出す事に意味がある。
実際に援助するところまで往かないだろう。

ウクライナが偉そうに云っても天然ガスの供給を断たれればウクライナ国民はこの冬凍死する。
それに加え日本の声明が加われば、結局はウクライナが折れる。
つまり日本の声明はロシアへの絶大な側面援護になる。
プーチンもロシア美人も日本に感謝せざるを得ない。

心配な点があるとすればウクライナ美人に嫌われやしないかと言う事だ。
しかしロシア美人からは絶大な支持を得られる。
欲をかいては元も子もない。
ここはロシア美人優先と言う事で。

日ロ友好バンザイ！

ロシア美人・・・なんて綺麗なんでしょう。


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