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MRJ、三菱重工で航空機に命を懸けてきた男。米国から届いたメールとは

MRJ、三菱重工で航空機に命を懸けてきた男。米国から届いたメールとは

ニュースイッチ 2016年1月2日

MRJ開発秘話&大宮会長インタビュー「次世代機はボーイングとの協調路線の下で」

 三菱重工業が総力を挙げて開発する国産小型旅客機「MRJ」。2015年11月には国産の旅客機として53年ぶりに初飛行し、国民的な注目を浴びた。欧米メーカーなどが席巻する旅客機市場への参入ハードルはきわめて高い。
それでも会長の大宮英明は「航空機は21世紀の日本をけん引する産業になるかもしれない」と信じてやまない。
そこには「生みの苦しみ」にぶつかりながらも挑戦を続ける、泥臭いベンチャー精神がある。

<日米、厚い信頼関係>

 15年11月11日、午前9時35分。大宮はMRJの歴史的初飛行の瞬間を、愛知県営名古屋空港(豊山町)で見届けた。
約1時間後、ふいに一通のメールが携帯電話に届いた。
「おめでとう」。送り主は米ボーイング会長のジム・マックナーニだった。

 このことはMRJ、ひいては日米の航空機産業の関係性を象徴している。三菱重工の航空機部門は長年、民生品の分野ではボーイングの下請けで事業を拡大してきた。

 04年に開発が始まった中大型機「787」では、三菱重工は航空機の中核とされる主翼まで任された。
しかも素材は最先端の炭素繊維複合材。三菱重工が戦闘機「F2」の開発で培った複合材の技術力が、ボーイングにも認められた。
787は11年に納入が始まり、現在は中大型機として異例の月10機というハイペースで生産。
重工の収益にも大きく貢献している。

 MRJの開発でも、三菱重工は顧客サポートの面などでボーイングから多大な協力を得ている。
米国との“蜜月”こそ、日本の航空機産業を大きくしてきたのだ。
相互に積み重ねた信頼関係は相当に厚い。

 しかし下請けとして生きることとは別に、三菱重工には旅客機そのものを開発したいという野心があった。
「金属の機体構造は新興国でも早晩作れるようになる。複合材(の優位性)だっていつまで持つか分からない」(大宮)。

 MRJの開発構想が本格化したのは00年代初頭。同社は経済産業省が打ち出した小型旅客機の研究開発プロジェクトに手を上げ、03年ごろから30席や50席などの旅客機の事業化の可能性を模索した。

 半世紀前に国策で開発したYS11からは、品質や安全性の証明に対する基準が格段に高まり、一定の期間内に旅客機をつくって本当にビジネスを成立できるのか難しい面があった。

 決断が難しかった背景には、顧客であるボーイングへの配慮も存在も大きかった。
大宮は「我々の顧客であるボーイングやエアバスと戦うのは避けたかった」。
機体開発へのアドバイスだけでなく、納入後の航空会社サポートなどの面でもボーイングの協力が必要となる。
米国の巨人と競わず、なおかつ三菱重工を支えうる需要のある領域を探した。

 慎重に検討を重ねた結果、事業化できると判断したギリギリのラインが、70―90席クラスのリージョナルジェットだった。
同社は08年春、トヨタ自動車など外部からの出資も受けて、MRJ開発子会社「三菱航空機」を設立した。

(途中略)

 足元では苦戦の続くMRJだが、中長期的な視野に立てば、その航路は決して暗くはない。
森本は「初飛行後は引き合いが増えている。中には、かなり具体化している案件もある」と述べる。
20年後には、MRJが100席以下の「リージョナルジェット」市場で世界市場の2割以上を押さえるとの英国の民間予測もある。

 MRJの開発の先には、次世代旅客機への道筋も見える。MRJで得た航空機の開発、製造、販売などのノウハウを使い、完成機事業の継続を目指す。

(途中略)

 ―MRJの市場投入後も、収益の柱はボーイングの下請け事業です。
 「次世代旅客機『777X』では複合材の主翼をボーイングが作ることになった。我々は中大型機『787』で複合材主翼を製造しているがボーイングの内製志向の強まりもあり生産が(米国に)回帰している。
787と比べて777Xでは日本の立場は相対的に下がる。我々としては次なる機種で、さらなる高みを目指す必要がある。素材メーカーなどとも協調しながら技術力を高める」

 ―MRJの後継機に関する考え方は。
 「我々はまずMRJの事業化という高い壁を乗り越えないといけない。ただ、完成機事業への参入で将来的に技術的、設備的なアセット(資産)が残る。これを活用しないのはもったいない。何らかの形で完成機事業を継続する。やはりボーイングを顧客として仕事をしている以上、次世代機についてもそこには踏み込みたくはない。ボーイングとの協調路線の下で、例えば機体の共同開発やアジア向けの生産ラインといったこともあり得る
http://urx.blue/qcQb







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新春なのでウリナラマンセー?記事を。

少し長い記事ですが日本企業の誠実さが良く解る記事なので。
しかし三菱も義理堅い事ですな。
台湾のフォックスコンの郭台銘会長が「日本人は後ろから刺さない」と言う訳です。
『台湾企業家「日本人は後ろから刺さないが、韓国人は…、高麗棒子は後ろから刺す」
2012年06月20日中央日報日本語版』


これまで培ったボーイングとの信頼関係維持のため、ボーイングの聖域に踏み込むのは避けたいと言ってます。
まあMRJの今後の販売や保守と言ったアフター業務でもボーイングの協力を得ると言ってますからね。

こんな義理堅い事で世界の航空機市場でシェアを取れるんでしょうか?

韓国ならボーイングの下請けで培った技術で、遠慮なしに市場に土足で乗り込むと思いますが。
競合してもボーイングへのサポート依頼は当然のように要求するでしょう(笑)
まあサムスンやLGがソニーやシャープの下請けから現在の規模になった事を観れば解ります。

三菱としても、今すぐボーイングやエアバスと同じ市場では戦えない事は理解しているんでしょうな。
力をつけるまでの間は徹底してボーイングに義理立てしておこうと言う戦略かもしれない。
しかしボーイングも次期旅客機777Xでは製造を自国へ回帰すると言ってます。
ボーイングの下請け収入が減少する事は間違いないでしょうが、それでも義理はたてる。
何とも誠実と言うか馬鹿正直と言うか、どれだけ義理堅いんだと言うか。

収入の減少分はMRJ販売でカバーできると読んでいるんでしょうか?
そのためにはこれからもボーイングが必要ですから。
まあそう言うやり方で日本企業は信頼を得て来た。
これからも愚直にやれば良い・・・信頼さえあれば道は必ず開ける。

しかし何十年先か解らないが必ずボーイングやエアバスと市場で戦う日が来る。
さらにボーイングの経営陣が変われば方針も変わる。
三菱の市場にボーイングが参入してくることだって考えられる。
義理立てするのも良いが、その間に販路や販売後の保守管理のノウハウをしっかりと自分のものにしてもらいたいものだ。

どんなにボーイングに義理立てしても、科学技術を持つ国同士はいずれ市場で戦う事になる。
それは科学技術立国として生きて往こうとすれば避けられない。

MRJ MRJ MRJ
頑張れ日本企業!

飛べ!日の丸旅客機!


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No title

結論としては

「どんなにボーイングに義理立てしても、科学技術を持つ国同士はいずれ市場で戦う事になる。
それは科学技術立国として生きて往こうとすれば避けられない」

↑これですよね?とにかく日本企業の企業には頑張って欲しいですね~!

Re: No title

> 結論としては
>
> 「どんなにボーイングに義理立てしても、科学技術を持つ国同士はいずれ市場で戦う事になる。
> それは科学技術立国として生きて往こうとすれば避けられない」
>
> ↑これですよね?とにかく日本企業の企業には頑張って欲しいですね~!


こんにちは。

ハイ、もう少ししたたかになればもっと儲かるんでしょうがね。
でもそれで信頼を得て来たから、今更変えられないでしょうね。

No title

又聞きですけど 三菱って会社特に下請けに態度が横柄って噂がありまして 官製会社の悪弊かも 
まあそうではないと信じたいのですが 一時自動車の安全性で叩かれましたが最近はどうなってますかね?

Re: No title

> 又聞きですけど 三菱って会社特に下請けに態度が横柄って噂がありまして 官製会社の悪弊かも 
> まあそうではないと信じたいのですが 一時自動車の安全性で叩かれましたが最近はどうなってますかね?


こんばんは。

三菱自動車は現在は乗用車だけを製造していたと思いますが?
トラック・バス事業の移管先の三菱ふそうでリコール隠しがありましたね。
まあその前にも三菱自工でもリコール隠しがあった。
あまり行儀のよくない会社だったが現在は真面目にやってるんじゃないかなw
業績悪化で2005年に三菱重工の持分法連結会社になってるようですから。
重工から三菱の名を汚すなと叱られたんじゃないかなw
重工が下請けに横柄かどうかは知りません。
下町ロケットで横柄な会社は三菱重工がモデルのようですがw
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